ベトベトンとエンニュートと、それからそれから…

毒統一で勝つことを夢見る底辺トレーナーが足掻き苦しむ模様

【育成考察】カプ・テテフ起点型カチカチアローラベトベトン

【はじめに】

今回は意味が分からないタイトルにもあるように
アローラベトベトンの育成に関して考察してみます。


【原種との比較】
アローラベトベトンと原種ベトベトンを比較すると、
大きな変更点はあくタイプの追加となるでしょう。
どく・あくタイプ複合になったことにより、
エスパー技を完全に切ることができ、
弱点を地面1タイプに絞ることができるようになりました。
また「はたきおとす」や「かみくだく」などの技を
タイプ一致で打つことができるようになり、実質の火力アップとも言えるでしょう。
毒統一でパーティを組んでいる筆者にとって、あくタイプ複合枠は必須であり
統一パを始めた当初から大変お世話になっているポケモンです。

また特性も原種ベトベトンに比べると大きく変更されています。
原種ベトベトン   1、あくしゅう 2、ねんちゃく  夢、どくしゅ
アローラベトベトン 1、どくしゅ  3、くいしんぼう 夢、かがくのちから

アローラでは新たに「くいしんぼう」と「かがくのちから」を覚えましたが、
シングルでは「かがくのちから」は効力を発揮できないため、
実質選択としては「どくしゅ」か「くいしんぼう」の2択になります。

種族値に関しても以下の内容で原種と全く同じ値となっています。

H 105 A 105 B 75 C 65 D 100 S 50 合計 500

H,A,Dに関しては現環境すこし物足りないものの十分戦える値となっている一方、
鈍足さと物理耐久の低さがどうしても足を引っ張ってしまいます。

以上たらたら書いてきましたが、
簡潔にアローラベトベトンのアピールポイントをまとめると

  • 地面技のみ弱点
  • HP・特性から耐久できそう
  • 地味に特防も高い

非常にざっくりですがこんなものでしょうか。
ベトベトンの紹介が雑になって申し訳ない…)

 

【カチカチアローラベトベトンとは??】
そうです。お察しの通り…
いじっぱりHBぶっぱ積み展開にもっていきます。
上記項目でも記載したように、

  • 無振りでもそこそこ戦える特殊耐久
  • 大満足のHP
  • ぺらっぺらな物理耐久
  • 特性「くいしんぼう」で耐久しやすい
  • 技「リサイクル」HP管理しやすい

上記のことから、あえて物理耐久にすべてを突っ込み
対面しているお相手が場を整え殴ってきたときには突破不可能状態まで積みまくります。

それでは実際に筆者が使用している型を紹介します。

 

f:id:gomoo:20190403095314g:plain
いじっぱり@半分実
HB252あまりD
のろい はたきおとす どくづき リサイクル

偽りのないただのカチカチ君です。
基本的なムーブとしては以下のような感じになります。

①お相手のf:id:gomoo:20190403095612p:plainと対面状態にあり、Sもおそらく抜かれている状態。
 ※スカーフもちも多く、基本的には対面した段階で後出しが安定
②Rベトベトンを後出し。f:id:gomoo:20190403095612p:plainはほぼエスパー技を使用し攻撃を透かす。
 ※毒統一を使用しているため、体感95%でエスパー技。
③Rべトンf:id:gomoo:20190403095612p:plain対面は基本的にf:id:gomoo:20190403095612p:plainが不利なため、物理アタッカーor鋼枠と交代。
 その隙をに「のろい」1積み。
④AB1段階上昇Rベトベトンとお相手の物理アタッカーor 鋼枠との対面が完成。

以上が基本ムーブになります。
たまに交換読み交換など強引な択を通して積んでいくこともありますが、
基本的にはこのような流れで着実に要塞化していきます。

それでは、上記の流れでお相手と対面した際の被ダメージ計算をざっとしてみましょう。


<Rベトベトンが呼びやすい相手と被ダメージ>
※お相手アタッカーはすべてA特化調整とする
1、霊獣ランドロス f:id:gomoo:20190403100801g:plain
  じしん 1積み54.7%〜66%  2積み42.4%〜50.9%

2、メガボーマンダf:id:gomoo:20190403112840g:plain
  じしん 1積み36.7%〜44.3% 2積み28.3%〜33.9%
  
すてみ 1積み39.6%〜47.1% 2積み30.1%〜35.8%

3、メガリザードンXf:id:gomoo:20190403162230g:plain

  じしん  1積み34.9%〜41.5% 2積み26.4%〜31.1%
  げきりん 1積み40%〜48.1%    2積み30.1%〜35.8%
  フレドラ 上記同じ

ざっと対面しやすい物理アタッカーを挙げてみましたがいかがでしょう?
すごくカチカチですよね(うっとり)
半分実の回復量も考えると安定してのろいを積んでいけます。

ここまでB特化の魅力に関して綴ってきましたが、
次に振り対面に関してまとめていきます。

  1. メガネテテフ
    筆者は普段から毒統一を使っているためあまり機会はないのですが
    まれにメガネテテフがムーンフォースを連打してくることがあります。
    以下、特化メガネテテフのムーンフォースのダメ計ですが
    確2ラインまで簡単に持って行ってしまうため、厳しい対面となってしまいます。
    また本育成ではAが無振りであるため、素のどくづきでは確定で倒すことができません。
    C特化メガネテテフムーンフォース D無振りRベトベトン 63.6%〜75%(確2)
    メガネなしの場合 42.4%〜50%(乱2(0.39%)
    A無振りRベトベトンどくづき HB無振りテテフ 82.7%〜99.3%(確2)
  2. 鋼全般
    今回の型では、はたきとどくづきを採用しているため
    鋼タイプに対して高打点を出すことができません。
    また環境でよく見かける、
    ナットレイヒードランテッカグヤなどに手も足も出ないのはなかなか辛いです。
    ヒードランに関しては鋼タイプ抜きにしても
    特殊地面技である「だいちのちから」を搭載していることが多く、
    そもそも太刀打ちできません。
    そのため、ヒードランを除いた鋼に打点を作るため、
    筆者は一時ほのおのパンチを搭載させていました。
    そのあたりは環境やパーティメンバに合わせてって感じですね。
  3. ギャラドス
    特性「いかく」でAダウンからの竜の舞で逆に起点にされてしまいます。
    相手のパーティ構成からテテフの裏のエースを考えておく必要があります。

いかがだったでしょうか。
まだまだプロトタイプなカチカチ型ですが、
もう少し処理対象を明確にし、努力値振りを考察してやるとまだまだ可能性はあると考えています。
今回はこのあたりで終わらせていただきますが、
今度もこの型に関して個人的な調整を行っていきますので、
また追記を行っていく予定です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!